1日1日を大切に
あなたにとって、どんな予備校でしたか?
困った時は講師に相談したら、解決するまで一緒に考えてくれたことが本当に良かった。自分の作品の良いところ、悪いところを一つ一つ丁寧に講評してくれたのも良かったです。他の人の作品の良いところも知れるのもとても勉強になった。とても整えられた環境で、集中して制作に取り組むことができました。アオビのみんなはライバルでもあり、相談相手でもありました。楽しく良い関係を築けていたのではないかと思います。
日頃から気をつけていたことは?
焦ったり、不安になってしょうがなくなった時は一度瞑想をして心を静めると体内のモヤモヤが薄らぎました。心が折れないように趣味の時間も大切にしました。日々の制作ではただ鉛筆を動かすだけの作業にならないように表情の違い等を意識しながら進めるようにしていました。
受験モードにスイッチが入ったのはいつ頃?
夏休みが明けた辺りから時間が過ぎるのが速く感じるようになり、その辺りから徐々にスイッチを入れていきました。何度も何度も思うようにできなくて沈むことがありました。その度に好きなバンドのMVを見たり音楽を聞いて元気をもらっていました。今まで自分が制作してきたものの積み重ねが、本番に大いに役に立つと信じていました。ふと、自分が成長していたのだと気づく瞬間はその確認の時だと思っていました。
これから受験をめざす後輩たちへ
私はとにかく本番に弱い人間なので、当日、少しでも余計な心配が湧いてこないように、道具の準備を何度も確認したり、試験が始まるギリギリにトイレに行ったりしていました。想像以上に時間は速く過ぎていくので、1日1日を大切にしたほうが良いと思います。