自分の作品に自身を持って
あなたにとって、どんな予備校でしたか?
講師は話しやすく気軽に相談に乗ってくれる感じでした。定期的にコンクールがあったことで気持ちがその都度引き締まった気がします。学科テストもあったので常に総合力向上への意欲を掻き立てられました。講評では直すべきところや良いところをはっきりと教えてもらえました。学院設備にも不便なく制作に集中できました。受講生のみんなとはお互いにアドバイスしあったり励まし合えたことは、受験を乗り越える上でかなり大切なことだったと感じています。また友人達はアイディアのヒントや自分がやりたいと思うものを引き出してもらえる良きアドバイザーでもありました。
日頃から気をつけていたことは?
・気持ちが緩みそうな時は、受験後の自分を想像して、意識をつくり直した
(落ちてしまった時の自分や周りのこと)。
・休日は8時間は勉強した。追い詰めすぎはよくないので適度に好きなことをして休憩していた
(インスタ、ツイッターなどは時を忘れやすいので消しました)。
受験モードにスイッチが入ったのはいつ頃?
スイッチが入ったのは夏休み明けでした。コンクールが終わり、自分の立ち位置を理解したことで意識が芽生えました。色彩構成が苦手で、いつも納得いかないし講評での評価も良くない時が続く事がありました。その時は、原点に戻って自分がどんなものを作りたいのか考えました。描いていて楽しい絵!道具の整理は心の整理!「いつもの自分」で制作できることが、集中に繋がり、落ち着きに繋がりました。自分の勘を信じる!「これがいい!」を追求した作品は人にも伝わるはずだと思います。
これから受験をめざす後輩たちへ
・自分に甘くならないこと(時には甘やかしても良いですが、罪悪感を感じたらすぐに勉強!)・自分を褒める(頑張ってる自分、良い自分を褒める!)
・夜遅く帰ることが多かったので週一で親に「ありがとう」を言う!(毎日でも!)・最後まで芯を持つこと(自分がなぜ美大に行きたいのか、どうやったら楽しく乗り越えられるのか考え続ける!)・適度な運動は必須!